わたしがブログを書く理由
私は10代の頃、大好きだった人を癌で亡くしました。
今日は、CSとはちょっと違うはなしです。
在宅で看取る予定が意識朦朧、最後は脳に転移して、しゃべれなくなって這いずり回って、結局吐血。緩和ケアの医療麻薬なども使っていましたが、本人も家族の願いもかなわず、搬送された病院で最期を迎えました。酸素吸入をしてもまともに呼吸も出来ず、数日間は白目をむいて苦しんでいました。そして、心臓がとまって亡くなりました。よくあるドラマのワンシーンの様で、自分の身に起きた現実と理解するのに、数年ひきずりました。呼吸がとまった後の、目を閉じた死に顔は悪くなかったですが、わたしにとってはかなり強烈な経験でした。
当時、めちゃくちゃ調べたんです。それでも、残念ながら現在ブログに書いている、東洋医学や医学の本質的な情報には出会えませんでした。
死んだ人は生き返らない。
当たり前の事ですが、解釈を変えました。これは、私にとって何の学びになったのか、と。
あの時こうすれば良かったんじゃないか、とかもう少し出来る事があったんじゃないかとか、考え出したらきりが無いですし。
事故や病気にしても全ての死期は、寿命だと思っています。
ただ、わたしには問いが産まれました。
人は、なぜ病気になるのか。
自分の子ども時代からの慢性的な不調も、なぜ現代の医学では治らず、悪化したのか。そして最近は日本人の半数が、なぜ癌になるのかも違和感だらけでした。
全然CS/MCS関係無いですよね。関係ないと思うのが、普通だと思います。ただ、最後に関連が分かるので、ご興味のあるかたはもう少しお付き合いいただけると幸いです。
似た遺伝子をもつはずの、曽祖父や曽祖母の世代に、身内にそんな人はいませんでした。しかも曽祖父なんて、平成のはじめに100歳を越えて死にました。
だから、昔の人は寿命が短かったなんて理由にならない。ひいじいちゃんの骨は火葬場の人が褒め称えるくらい、美しいかったのを、未だに親族中が口を揃えて話します。
かたや祖父母世代は寝たきり。脳梗塞や他の病気で倒れ、手術のあとは胃ろうをしたり、認知症になったり、ベットに寝てるだけで何年も生き続けていました。火葬した後の骨も、ボロボロで形がなかったり、すぐに崩れてしまうほどスカスカでした。
また欧州に友人が多いので、わたしは思想がヨーロッパかぶれです。勿論ただのアジア人ですけど、あちらの医療事情や看取りに詳しくなってしまい、終わらせないのも残酷だなぁと、考える様になりました。どんな死にかたがしたい?って言われたら、癌で死ぬのも、寝たきりで死ぬのも嫌だなぁと思っています。ただ、見送る方としては、病で看取る幸福というのもあると感じています。
英語や他の国の言葉がわかれば、日本の医療は、おかしな事が沢山るなあ〜と思っています。健康寿命で死ぬ以外は、医療制度の弊害だと、わたしは考えています。
現行の医療は、個人の体質にあわせた治療法は全く行っていません。
今ほどの高齢化社会では無かったけれど、わたしがそだった家族は、親族のしがらみが強い家系でした。すんでいるのは都会だけれど、親族のつながりが強かったので、田舎にありがちな、拡大家族的な価値観の様々な要求があって、10代〜20代前半は休日を親族の事に費やし、自分の時間はありませんでした。
自己犠牲にさえ、気づかずに生きていたんですね。冷静に考えて、おかしな生い立ちだったなぁ……と感じています。
更に親族や知人で早死にするのも、なぜか製薬関係の人に凄く多かったんです。爺さん婆さんが長生きして、若くて好きだった人たちが次々亡くなっていくので、いつも不思議でした。
しかも、苦しんで亡くなるものだから、医療にたいしては凄く違和感がありました。
何で苦しむの?と。
病院って何のためにあるの?と。
いま思い返せば、彼らは日常的に、気軽に薬を飲んでいたり、体調が悪くなれば休むのではなく、薬を飲めばいい。そう考えて無理をしたり、煙草を吸いまくったり、大量に酒を飲んだり、甘いものを食べることでストレス解消したつもりになり、養生を怠ったのだと感じています。
ご紹介している中医は、癌治療もシンプルだと言います。
癌治療は日本漢方の世界でも常識です。日本漢方の山本先生をご存知の方なら、それも当たり前と、誰もが思われるでしょう。
癌は切らずして治療できるものだと、漢方薬を知ってからは、そう思っていました。ただ、癌を治した経験がたくさんある日本漢方の名医でさえ、CS/MCSは証を見る事さえできなかったんです。
あれ?どういうこと??と思いながら、久々に中医に連絡をとったのは、以前もブログに書きました。
ええ、わたしが2017年夏に『あなた癌になるわよ!』って言われて怯えながら、初回の問診を受けた中医です。(寝たきりから解放されて、費用を歯科治療などにまわす必要があり、一時勝手に漢方薬は辞めてたんですけどね。体はまだまだ回復していませんでした)
もちろんこの『癌になるわよ!』は脅しではなく、親切心から。CSは事実として癌患者さんにも多いです。中にはほおっていたら、ALSになると言われた方もおられます。本物の漢方医はそういう体質についても見極めてくれます。ただ心の弱っているとき、CSで具合がわるいときに、そう言われるとショックが大きい人も少なくありません。
悪徳商法との区別がつかないですよね。
そして、癌の人はCSだけの人と違って、亡くなる事も多いです。余命がどれくらいあるかによって、効果はかわってきます。
CS/MCS回復情報とは違う意味で、表に情報はでてこないんですね。死んじゃった人は話せないので、当たり前なんですけどね。中医を紹介する理由は、本物の漢方薬を飲んでいると、死ぬとしてもそこまで苦しまずに死ねます。
やすらかに死ねる。スパゲティー症候群にならずに逝ける。
だからこそ、必要な人には大切な情報だよなぁ……とこうして書き綴っています。ほんと、癌の末期で亡くなる姿って、壮絶だったんです。
残された方が本当に大変。
最近は、ぽっくり参りする人たちの気持ちが、分かる気がしています。CSは今すぐ命にかかわる訳ではありませんし、普通に回復します。いま生きている人の中でも、死なない人はいないので。
これは知っておくべき事だよなぁ……と感じて書いています。
日々Twitterをみていると、CSは癌にはならない!悪い物質が分かるからいいんだ!なんて言う人がいますが、その考えはかなり危険だなぁ……と。というのも、中医がCSを治せる理由は、蓄積された毒素に対する知識があるから。経費吸収や食べ物によるものとか、原因は様々言われていますが、これだけCS治療ができるのは、中医が長年かけてきづきあげた治療経験があるからです。
個人の体質をみることと季節や暮らしている土地の対応にもたけ、その視点からCSへ対応して下さっているからです。(とはいえ処方の細かい事までは、私にはわかりません)
癌患者に限らず、病人が嗅覚や味覚が狂うのは、よくある話です。妊婦さんのつわりとCSは少しにていますよね。これらも臓器の低下からくる、なんて話は他の多くの漢方医は、指摘していませんでした。
まぁ治療法の選び方は、個人の好きにすればいいですし、病院だって選ぶのは自分です。例え死んでも、だれも責任はとってくれません。ただし理論があるところには、ちゃんとあるものです。それが分かれば、詐欺・偽物と本物の区別もつくようになります。
将来の身体の事も踏まえ、食事療法なり環境改善なり、中医をつかうなりして、しっかり治癒させてほしいな……と、色んな方とお話させてもらって日々感じるのでした。
人生100年時代だからこそ、健康は一番の資本だよ~と、まどろっこしくこういうブログを書いています。
そんなわけで病気は卒業して、さっさと人生取り戻したいものですね。